不可解なユニクロ特許侵害。セルフレジ開発企業への圧力。なぜ和解しない?
ユニクロ(ファーストリテイリング)が特許侵害判決を受けた。
IT企業「アスタリスク」のRFIDアンテナによるICタグ読み取り技術に関する特許です。
自分も最初はICタグを読み込む技術は10年以上前には確立しているし、何が問題だったのかが疑問だったので調べて見ました。
今回の技術はありそうでなかった、商品を正確に読むためのレジに応用が利くもので、ユニクロに行った人なら分かると思うが、置いた場所の商品だけを読み込むものだ。確かに、ICタグのリーダーは干渉する事がネックになり、間違えて隣の商品を読み込んでしまえば、使えたものではない。
今回の問題は、同時にユニクロ側が開発していたものではなく、アスタリスクから製品として案内、また、ライセンス契約の提案がされ、検討されていた事ではないか?最終的に別会社のシステムを使用するとされ、その技術がマルっと使われたことになる。
その後、アスタリスクの社長さんも、根気よく交渉したが、ファストリが出した回答は「ゼロ円ライセンス」というものでした。
腑に落ちないのは、莫大な利益を出しているユニクロ側が何故ここまで争う事を選択したのか?ダイヤモンドの記事では年間のライセンス料は3億にも満たないとされ、企業イメージを落としてまで争うものでもない。早々和解するほうが選択としては正しいと思う。上層部からの圧力なら、余計に無駄な事だ。
ユニクロは中国・新疆ウイグル自治区の強制労働をめぐる件でも曖昧な立場をとっており、傍から見ると金の亡者にしか見えなくなってきた。
以下記事引用。
j-platpat
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