YAMAHA PZ26LS 突然ペダルがロック、3段内装ギア修理に挑戦。
とりあえず成功。
はじめに。作業工程を写真に収めようかと思ったのですが、手が油だらけで断念しました(;^ω^)。
2010年頃に購入した電動アシスト自転車、ヤマハPAS(PZ26LS)。10年以上たっていますが、今は自分の自転車として使ってきました。1年前からギアの調子が悪く、3段にするとガラガラ音がしており、だましだまし使っていましたが、、、。先日、近所を走行中ペダルが全く動かなくなり、高付加のギアが使えなくなってしまった。低ギアのみだとシャカシャカ漕がなければならず、さすがにしんどいので一か八か内装3弾ギアの修理に挑戦しました。
必要な物(個人的です)
・10mm~17mmのスパナ
・多目的スパナ(薄いタイプ、ダイソーで100円)
・パーツクリーナー
→シマホで250円ぐらいのもの。メーカーはSGだったかGSだったか?
・洗浄用のトレイ
・部品を仕訳ける箱(捨てるカップ麺の器とか何でもOK)
・ゴム手袋
・新聞紙(油受けに)
・ティシュ1箱(油受けに)
・マイナスドライバー
・ハンマー
・ボロタオル
・グリース
→これは、シマノの純正をお選択。分からないので。
・部品。
※今回、小さいボールリテーナーは外せなかったので交換してません。
簡単な作業の流れ。
・原状復帰用に、写真を撮っておいた方が良いです。タイヤを外すのはYoutubeに結構出ていますので参考にしてください。
自分は妻の自転車と、バイクの間に作業用する自転車を入れ、長い棒(高枝切り使用)を通して浮かせた状態にしてから作業。こうするとチェーンを外すときなど非常に楽です。この体制にする前に、1.2.3まで作業しておいた方が良いです。
1・右(後ろから見て)の変速機カバーと、変速機の内側からわーやーを外す。(1分)
→ギアを1にするとやりやすいです。
→プッシュロッド(軸に入ってる棒)を抜きます。※事前にこれが損傷していないか確認しておいてください。
2・左右のナットを外す。
→部品が分からなくならないように工夫してください。
3・ブレーキの固定と、ワイヤーを外す。
4・各パーツを外し、チェーンを外すとタイヤが外せます。
ここからが、結構大変です。
5・ローラーブレーキを外す。
6・左側(ギアの逆側、ローラーブレーキ側)のナットと玉押しを外します。玉押しとはググっていただければ分かりますが、簡単に言うと締め具合を調節する部分なのですが、戻すとき、この調整が難しいです。
7・これで内装ギアの部分がすっぽり取り外せます。
8・内装ギアをばらします。
→ワッシャを外す、付けるが結構しんどかったですね。
→取り替える部品以外はとことん洗浄します。用意したパーツクリーナー半分以上使いました。発火性も高いので注意してください。また、洗浄時は汚れが飛ぶので、うまく飛ばないように作業してください。どろどろです。
9・洗浄
→とにかく、ギアを動かしながら、すき間まで洗浄。
→タイヤ側の内側も洗浄。
10・交換
→今回の場合は、写真の黄色い部分のパーツが割れてしまい、この部品は購入してあったのですが外し方が分からないので、壊れたパーツ部分だけ移植しました。
→大きいボールリテーナーを交換(向きに注意)
→小さい方は2か所あるのですが、外せないのと、玉割れが無かったので洗浄のみ。
11・とにかくグリースを差す。
→ギアを動かしながら、すき間なくグリースを差します。まあまあの量を差しました。
→タイヤ側の内側も差す。
12・逆の順番で組み立てます。
→今回は片方の玉押しを外していないので、ブレーキ側の玉押しを調節します。youtubeなどで説明がありますが、自分の調節方法は、一旦、目いっぱい締めます。タイヤが回らなくなるので、そこから少しずつ緩めていく。どこかの段階でちょうど緩む場所があるので、そこで玉押しを締めます。
外してるので分かると思いますが、玉押しとナットをぎゅっと締めて、玉押しに位置を固定するイメージです。今回自分はこのやり方で一発でうまく行きました。
→最終的に注意するのは、組み立てる順番と、黄色い丸の調節です。
作業が終わってみて。
今回は内部構造に興味があって内部の部品を購入して修理に挑みましたが、内装ギアユニット、アルミフレームのセットもあるので、そちらを購入した方が手っ取り早いですね。今回約3000円ぐらいかかったので、金額的に以下を買った方がコスパは良いし危険も少ないです。次回は間違いなくそうします。※型番等注意して購入してください。フレームは粗大ゴミです。
※作業は自己責任でお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません