中国大停電。回転停電（輪番停電）で対応。石炭不足、ロシア、ダム崩壊？
ここ数日、浙江省・湖南省・湖南省・江西省で大規模停電が起きていると報道されて今すが、大連市、上海市でも突然の停電が起きたとSNSで情報が出ています。現在は回転停電（輪番停電）で対応しているようです。日本でも東日本大震災時、関東で2時間毎に計画停電したことがありましたね。中国は半日止まる事もあるそうで、停電の周知もされないままいきなり停止したこともあるそうです。
中国は、2020年9月から、オーストラリアへの嫌がらせ（経済制裁）で石炭の輸入を停止しています。オーストラリアは輸入している石炭の28％を締めており全体からの比率は5％ほどですが、オーストラリア産は質が良く発電効率を良いので、中国は自ら首を絞めていると言って良いのかもしれません。ただ、全体の5％の燃料の輸入が停止したとしても、ここまで停電が拡大するとも思えず、他の複合的要因があるのかもしれないです。
YoutubeやSNSからの情報で確実ではないのですが、ロシアからの電気の輸出停止や、中国国内のダムが夏の大雨と洪水で数基が崩壊したためとも囁かれてます。
いずれにせよ、電力が停止すると、中国は広く電子マネーが普及していて現金を持たない為、停電イコール何も売れない、何も買えない状況が続いてしまいます。日本も他人ごとでは無く、やはりバランスの良いエネルギー政策が必要なのでは無いでしょうか？また、地域によっては極寒の地でマイナスの気温になる地域も多くあるので、一般国民が心配です。