Tiktok、Google（グーグル）の規約違反？端末情報を収集。
何でもありの中国企業のスパイ三昧。
過去の情報のようですが、2019.11月から遡って最低でも15カ月間、Tiktok（ティックトック）が端末の識別番号を抽出していたと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルから報道されました。Google（グーグル）の規約違反で、現在は行われていないようです。
自分もあまり詳しくないのですが、携帯電話には、デバイスID（Android ID）、IMEI（International Mobile Equipment Identity）、シリアル番号、MAC アドレスなどいくつかの個別情報を持っています。端末1台づつに紐づいている番号で、不正にコピーされていなければ重複している事はありません。※MACアドレスのようですね。携帯のハードに割り当てられているものです。PC、携帯、など通信機器全てに付与されています。
iphoneはAppleのみにしか使用していないOSで、ソースは公開されていないですが、アンドロイド端末はGoogleから公開されているオープンソースで、各端末メーカーで自由にカスタマイズできてしまいます。今回のTiktokが個人の情報を収集できてしまうのも、OSを熟知している人間が絡んでいると思われます。ちなみに集められた情報は、関連会社の字節跳動（バイトダンス）に送られているとの事です。
Android端末の危険性。
上記で上げたように、アンドロイド端末のOSはオープンソースですので、端末メーカーによりプログラムが独自でカスタマイズされています。ちなみに世界の約70％以上ががアンドロイド端末です。日本はiphoneが半分以上のシェアで、世界でも珍しい市場です。
中国のファーウェイの排除が世界で取りざたされていますが、例えば端末の全情報を抽出して取得する、botなどを仕込み主要施設を攻撃する、端末を乗っ取る事もメーカーなら可能で、その気になればOSのアップデート時にできてしまうのです。普通の国なら企業がそんなことはしませんが、中国の企業は、中国政府の命令にに対して拒否できない為、何をするか分からないのが現状です。
もちろん、メーカーはそんなこと絶対しないと言ってますが、信用できないですよね。現に、Zoomで中国民主系の人達のアカウントが消されたりしたこともあるので、常に中国政府がバックにいると思っていた方が間違いないです。恐らくアメリカ政府はもっといろいろなことを掴んでいるのではないでしょうか？
※SFのような個人的な意見ですが、決してない事ではないと思ってます。