あれ?ダイオキシンで猛毒じゃなかったの。いつのまにか聞かなくなった。
実は大して猛毒では無かった?
ここ数年ダイオキシン問題とか聞かなくなりました。なぜなんだろうと調べて見ました。
昔は、家庭用焼却炉やプラスチックを燃やした時に発生して、人体に影響がでるとメディアで大騒ぎしていたダイオキシン。焼却により「猛毒ダイオキシンが発生」となり、町工場の焼却炉や学校の焼却炉も無くなりましたね。
数年前に、科学者の武田邦彦先生がこの毒性にたいして「ホンマでっか!TV」で異議を唱えていた事が思い出されます。武田先生は自分一人に対して300人の科学者が毒性を肯定していて他の科学者にボロクソ言われていたと後に語っています。
現在のダイオキシンに対する考え方。
ダイオキシンは科学的に毒性はそれほどないという事が研究結果で明らかにされています。全くないという事では無いが、高温で焼却すればほとんど残らないとのことです。微量なら人体には影響はないと言われています。焼却炉がしっかりしていれば何の問題も無いそうです。
当時は、ダイオキシンを低減させる技術にのっかり、科学者が補助金を得るために過大宣伝が広がり、リサイクル等が取り上げられていったそうです。
武田先生の言葉を引用すると、確かに日本の焼却炉は世界から遅れています。これは日本には焼却の文化が古くからあっために、各自治体の焼却設備が初期のタイプが大きかったことに上げられます。欧米は後発なため、新しい技術が使えたとのことです。今では高温で焼却する為ダイオキシンはほとんど発生しなくなっているそうです。
ちょっと話は違いますが、最近レジ袋やストローの環境破壊への影響騒ぎで有料化したり、ストローを無くして紙に変えたりしています。海外のゴミの投棄や海がゴミだらけの映像を見るので、間違いでは無いでしょう。しかし、日本の海や川でストローやレジ袋のゴミの山見ませんよね。日本はゴミの回収がきちんとできており、プラはリサイクル(実際は大してされていないがここでは触れません)又は、燃えるゴミごと焼却されています(レジ袋に入れて捨ててるプラなど)。
実は焼却炉はプラスチックや紙がある程度混ざってないと、炉の温度が保てない為、燃料を追加する必要もあるそうです。だからと言ってプラスチックスだけを燃やすことも難しいので適度なバランスが必要になります。かといってストロー量なんてたかが知れているし、レジ袋もほとんど減少しないと思います。きちんと回収できている日本ではただのアピールと言ってよいでしょう。
最近では、ガンガン燃やしてその熱で電気を発生させで売る自治体もあり、技術の進歩によりゴミの考え方も進化していますので、踊らされない事が大事ですね。
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